名古屋港水族館の寿司ネタ大集合に驚いた!

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いま名古屋港水族館で特別展

「寿司ネタ大集合 ~水族館が斬る!寿司のいろいろ~」が開催されています。

水族館の常識を破った企画をご紹介します。

名古屋港水族館 特別展 寿司ネタ大集合

名古屋市港区にある名古屋港水族館で生きた魚たちを寿司ネタとして

お寿司のサンプルや調理の動画と一緒に展示・上映されています。

中に入ってみると 水槽の前には行列ができるほどの人気ぶりです。

生き物を水族館飼育員の目線で紹介する特別展です。

活きた魚とお寿司のサンプルを合わせて展示しています。

水槽の前には 魚の名前プレートと写真・その魚を使ったお寿司が展示してあります。

「美味しそう!」「やばい!」「グロイ」「食べてみたい!」という声もあがっています。

その一方で 「ちょっとかわいそうかも」という声も聞こえてきます。

「食べてみたい!」という小学生も。

食育にはよさそうですよね。実際に泳いでいる魚が見れて形を変えているのですら。

水族館飼育員さんに聞く大胆な企画の狙いとは?

命を大切に。と思うか それとも美味しく食べたいと思うか。あなたはどちらですか?

魚を観ながらどちらともいえないパラドックスに入ってしまいますよね。

特別展の狙いとは?
”食”は人間にとって 食欲という直接的な欲求ですから
誰もが興味を持つことができます。
お客さんの興味のわきやすいテーマとして
食べ物と生き物を結び付けた展示にしました。
寿司ネタにしたことで魚たちが食材になることがリアルに伝わる
お寿司にスポットを当てたのは 日本人にはとてもなじみが深い
日本の食文化を象徴する食べ物だからです。
飼育員が寿司ネタとしての生物を水族館飼育員目線で紹介しています。
かわいそうというお客さんの声・反応は?
そういう感想ももちろんありますが 私たちは生き物の命をいただいて
命をつないでいるし 海の生き物たちもほかの生き物の命を食べて命をつないでいる。
最近は切り身の状態でしか見たことのない子どもたちも多く
命をいただいているという実感が湧きにくい。
活きている魚と日頃食べている寿司を同時に展示することで
大切な命をいただいている
ことを分かりやすく伝えられればと企画しました。
特に力を入れた点は?
「創作寿司」完全新作・水族館寿司のコーナーです。
世界最小のヒメイカ・名古屋港に生息する外来種など本当のお寿司屋さんにはない
水族館ならではのネタを使った寿司を創作しました。
飼育員が実際に調理したメイキング映像をモニターで放映もしています。
調理した寿司は全部試食しています。
一番美味しかったのはユムシです。ゴカイやミミズに近い生き物で
日本では釣り餌としてしか流通してないですが
韓国などでは食用にも流通しています。
臭みはまったくなく 赤貝から貝特有の臭みを取ったような感じです。
見た目のグロテクスさに反して上品な味わいです。
これはやはり食べてみたいですね。

特別展展示6つの内容

①寿司の王様本マグロ徹底解剖

②愛知の特産ネタご当地おいしいお寿司

③ご当地寿司の紹介

・サンマ寿司 熊野灘周辺

・ふな寿司 琵琶湖周辺

・もろこ寿司 西尾張地方

・かぶら寿司 石川県加賀地方

④水族館寿司ネタ:泳ぐ寿司ネタ

飼育員ならではの視点でエピソードと共に紹介

⑤創作寿司 完全新作!水族館寿司

実食できる海の生き物を使った新作寿司をレプリカで紹介

⑥大きさ比較 世界最大は何貫分?

世界最大のオオシャコガイと世界最大の節足動物タカアシガニを

寿司ネタにしたら何人前の寿司になるか。

まとめ

名古屋港水族館(名古屋市港区港町1番3号)

寿司ネタ大集合開催は2019年6月2日(日)まで開催

海の生き物とそのものを寿司ネタにしたレプリカ

飼育員さんの視点から数々の寿司ネタが展示紹介されています。

普段スーパーで切り身しか見てない人にとっては

興味津々でもあり 驚きかもしれないですね。

他では見れないオリジナルな寿司ネタ展なので

魚を観るのも食べるのも好きな人は6月2日まで。

これは見逃せないですよ。

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