蚊やり豚の出番がそろそろ来てますね!使い方ご存知ですか?

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蚊やり豚の名前を聞いたことがありますか?

これから夏本番に向けて 「蚊やり豚」の生産が最盛期を迎えています。

「蚊やり豚」は蚊取り線香を置く 陶器で出来た豚をモチーフにしたものです。

子どものころ夏になると蚊取り線香を焚いていましたから

とっても懐かしいです。いまでも人気なんですね。

でも蚊取り線香を知らない世代の方も多いそうで

名前は知ってるけど使い方を知らない人がたくさんいるようです。

蚊やり豚の使い方を紹介します。

蚊やり豚は

蚊取り線香を安全に燃焼させて灰の飛散を防ぐために後処理を容易にしたのが蚊遣器です。

蚊を駆除する製品が蚊取り線香の時代は重要な役割を果たしていました。

蚊取り線香は主に蚊を駆除する目的で 線香に除虫菊の有効成分などピレスロイド系成分を練りこんだ燻煙式渦巻き型殺虫剤です。

今は電気蚊取りの普及により以前ほど使われることはなくなりましたが

あのかわいらしい豚をモチーフにした形が工芸品やインテリアとして

現在も販売されています。

蚊遣豚(かやりぶた)や蚊取り豚とも呼ばれています。

蚊遣器の形状が豚になってる理由

歴史は古く蚊取り線香が発明される前に 江戸時代の武家屋敷から徳利を横向きにした

形が豚に似た陶器が発見されていました。その形から豚になっていったようです。

もう一つの説は

養豚場で蚊よけに使われていたのが 円筒状で土管のような器を使っていたのが

虫よけのために枯葉やおがくずを燃やした煙を少しずつ出すように

口が小さくなって今の豚の形に変化したといわれています。

蚊取り線香は火を使うため 蚊遣器の本体は不燃性・耐火性を持つ陶器で造られています。

その陶器は萬古焼きで 葉長石(ペタライト)を使用し耐熱性に優れた特徴を持っています。

蚊やり豚の使い方

使い方は簡単です。蚊やり豚の中の針金に蚊取り線香をさして使用します。

ちょうど吊り下げた状態で火をつけます。

もう一つの使い方は 蚊取り線香を購入すると中に入っている金具に蚊取り線香を

さして蚊やり豚の中に入れます。こちらは蚊やり豚の中に置く形になります。

どちらの使い方でもOKです。

一度火をつけると蚊やり豚自体が熱くなりますから触らないように気を付けてください。

蚊やり豚を置く場所は平らな床に置くことです。

蚊取り線香についた火が陶器につくと火が消えることもあるので気を付けてくださいね。

まとめ

これから夏に向かい蚊が多くなってきます。昔ながらの蚊取り線香を蚊やり豚に入れて焚いて

みるのも風情がありますね。風鈴と蚊やり豚が夏の景色の中にしっかりと印象づいています。

今は工芸品として色や形を楽しむこともできますし

ダイソーなどの100円ショップでも 100円ではありませんが

商品が取り揃えられています。一緒にミニ蚊取り線香も購入できますよ。

今は電気蚊取りベープマットや液体ノーマットなどが出回っています。

これから蚊が出て 眠っている間に刺されてかゆくて眠れなくなることのないように

今から蚊やり豚と蚊取り線香を意識しておいてくださいね。

ぐっすり眠れる夜になりますように。

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