映画「プーと大人になった僕」から学ぶ正しい大人の生き方とは?

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くまのプーさんの実写映画「プーと大人になった僕」を見てきました。

この映画は、人生の大半を「仕事」に悩まされている大人にとって、

本当に大切にすべきものは何かを問いかける内容でした。

私はこの映画を見て、大人の正しい生き方とは何かを勉強させられた気分になりました。

そこで今回は、映画「プーと大人になった僕」のレビューと、私がこの映画から学んだことについてご紹介していきます。

映画「プーと大人になった僕」のあらすじ

想像力が豊かなクリストファー・ロビンは、物を集めるのが大好きな少年でした。

その中でもクマのぬいぐるみが一番のお気に入り。

クリストファー・ロビンにとっては大親友のプーさんでした。

そんな彼らにも別れの時がやってきて

「100歳になっても君のことは絶対忘れない!」と約束して別れたのです。

大人になったクリストファー・ロビンは会社で、仕事に追われる毎日を過ごし

子どもの頃持っていたような想像力を、失っていました。

戦後の不況で、会社の経営も思わしくない中、経費削減や

リストラの人員整理の担当を任されてしまいます。

週末は家族3人で旅行の計画を立てていましたが、会議が入って

ひとり行けなくなってしまいました。

家でひたすら会議の資料作りに没頭するなか、幼いころの大親友のプーさんが

仲間がいなくなったので探してほしいとクリストファー・ロビンのいる

ロンドンにやってきたのです。

ベンチに座るクリストファー・ロビンの前に現れたプーさんと再会します。

「プーと大人になった僕」から学んだ大人の生き方とは?

この映画を見て一番学んだことは、

いまどちらの道に行けばいいのか迷うときは何もせずに流れに身を任せて

行けば自然と正しい道に入っていけるようになるということです。

何もしないでぼーっと過ごすなんてことできるのかな?

日々忙しくしてる大人にそんなこと出来るのか考えてしまいます。

何かを頑張ること一生懸命に努力することは日本人は特に

勤勉な国民性をもっているので得意なことじゃないでしょうか。

プラス思考で動くことをよしとしますから

何もしないでいるなんてことはなかなか難しいかもしれないですね。

最近では5歳のチコちゃんに叱られそうで。

ボーっと生きてんじゃねーよ!

ぼーっと過ごすと怒られそうで

それにぼーっとしてると退屈に感じるかもしれないです。

この変化の激しい時代に、「何もしない」で過ごせることなんて想像がつきませんね。

でも忙しくしてればしてるほど 自分が何を?何の為に?やってるのかさえも

分からなくなって、ただ歯車のように動きまわってるだけってこともあるんです。

そんな時は、一度立ち止まって考えてみるといいです。

現代人は働きすぎですから、ちょっとゆっくりしたほうがいいですよね。

自分が生きていくうえでの目的とは何かを考える!

何もせずに、流れに身を任せてみるのも大事なんじゃないかなと

映画を見て気づきました。

プーさんのセリフでこんなことばがあります。

クリストファー:僕は迷子なんだ。
プーさん:でも僕が見つけたでしょ。

これは主人公が仕事も忙しくうまくいかない、家庭も顧みることもできない

もうどうしていいのかわからないという場面で、プーさんと対話している

シーンのセリフです。

主人公はこの時、自分の人生なんでうまくいかないんだろう、もうどうしたらいいのかわからないって、まるで迷子のようだと感じていたんです。

その時プーさんが、主人公に対して「君はひとりじゃないよ。僕が見つけてあげたでしょ。」と伝えたんです。

この場面を見たとき、自分でもがいて分からなくなってしまうより、何もせずにすべてをゆだねることが最高の選択になるんではないかと感じたんです。

例えば大人になって岐路に立つとき、「どっちへ行くべきか?」と、

自分の進む道を考えることがあります。

どちらを選んだとしても、その時の選択はそれしか選べなかったわけだから

どっちに行っても正解だと思うんです。

ただ、振り返ってみたとき「あの時は違ったんじゃないだろうか」と考えることもありますよね。

その時の選択はそれしか選べなかったわけだからそれでいいと認めざるを得ません。

人間両方選ぶことはできないので、迷っているうちに

自分の進む道がわからなくなってしまうこともあります。

そんな状況の時には、何もせずに流れに身を委ねることも大切です。

タイミングがくれば、自分自身で正しい選択ができるようになります。

「何もしない!」ことが正しい選択のときもある

プーさんのセリフでこんなことばがあります。

僕がどこかに行きたいときは待つんだ。そうするとどこかが向こうから来てくれる。
どこかに行きたいときは何もしないで待つ、ということ。
そうすると望んでいたものがやってくるという、ちょっと不思議なセリフです。

実は私もプーさんと同じような体験をしたことがあります。

私は東京に向かって新幹線に乗っているけど
私は動いてなくて東京が私に近づいてくる感覚

なぜこんな体験をすることになったかというと

友人から誕生日のお祝いをしようと東京のホテルでディナーに誘われました。

ホテルのディナーと宿泊は友人の招待ですから何も問題はありません。

ところがその前後に京都に行くこともあって、東京にいくことを

一瞬躊躇したんですよね。出費がかさむなぁって。

でも折角のお誘いなので、行くことを決めて出かけました。

その東京に行く新幹線の中で感じたのです。

で、東京に行ってどうだったかというと、行く前に悩んでいたことは

これっぽちも思いだせないくらい楽しかったです。

あの悩んでいた時間はなんだったんだろうと。

この時の感覚からプーさんのセリフに共感したことは、

何も考えずに流れに身を委ねていけば、自分にとって正しいと思える選択が

できるということです。

何もしないことが最高のなにかにつながる

プーさんのセリフで

何もしないことが最高のなにかにつながる
何もしないをしているときは忙しい
という名言が出てきます。
劇の中では、ずっと働きづめだったクリストファーが、100エーカーの森でかつての友だちと
何もしない時間を過ごすことで、家族や友達との大切な時間を思いだし、
そして仕事で大事な業務改善策も思いつきます。

確かにおもしろい時、楽しい時は、本当にたくさんのことをしているんです。

子どもは何も考えず楽しんでいますよね。

何もしないという意味は、頑張らないこと。

頑張りすぎるとうまくいかないこともでてきます。

目の前のことを淡々としていく。力入れずに生きることが

最高の何かにつながっていくということなんです。

まとめ

「プーと大人になった僕」から学んだ大人の生き方は

頑張らないこと、がむしゃらに生きることより

自然の流れに身を任せる生き方が、正しい大人の生き方ではないかと思うのです。

何もしないでぼーっと生きてる人は、あまりいませんよね。

日々仕事に追われて、家事に育児に介護にと誰もが忙しい時代。

自分を見失ってまでも働いてしまう。

プーさんから今回、立ち止まって考える機会を与えてもらった気がします。

「自然とは自ずと然り」

自分で選択してるようだけれど、成ってくる自然の流れに

身を任せてもいいんじゃないでしょうか。

「何もしない」なんて、そんなこと出来ない。と思うより

自然に任せて力入れず、成り行きに任せていけば

日々の葛藤も少なくなってきます。

一度試しにやってみると、感覚がわかるかもしれません。

この映画は、仕事に追われ忙しく日々の生活に疲れている人、

家庭で子育てや育児、家族関係で悩んでいる人、

自分の将来が全く描けない人にみてほしいですね。

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コメント

  1. ミニー より:

    かめきちさん、こっちのブログも素敵ですね!更新楽しみにしてますね!

    • のこ♪ より:

      あはっ!みにーちゃん
      かなりスローペースですが 汗
      楽しんで更新していきます!
      コメントありがとうございます。