髪の毛を寄付するヘアドネーションってなに?どうやるの?やり方は!

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お友達の娘さん(小学5年生)が長い髪を短くしてきました。

なんでも聞けば 髪の毛を寄付してきたところという話でした。

31センチを切ってきたよと。3年延ばしてたそうですが 思いきりましたね。

女の子って長い髪にも憧れもありますから。

今回 お母さんから ヘアドネーションのことを聞いてやってみたくなったんだそうです。

私も初めて聞く「ヘアドネーション」

髪の毛を寄付するということで 誰でもできるし そういえば以前

テレビで取り上げられた時に3歳の男の子が見ていて

自分もやりたいと 男の子ながら伸ばし始めて

小学校に入学を機にヘアドネーションに寄付したニュースも以前

目にしていたのでした。

私はよく献血しますが 何かそれと似ているなと思いました。

ヘアドネーションとは?

ヘアドネーションとは 小児がんや先天性の脱毛症 不慮の事故などで

頭髪を失った子どものために 寄付された髪の毛で

ウイッグを作って無償で提供する活動です。

発祥はアメリカで行われていた活動で 日本には2009年に取り入れられました。

活動スタート時は 知名度も少なく髪の毛の寄付にいたりませんでした。

最初のウイッグを提供するまでに4年の歳月を要しています。

その後 有名女優さんの参加をきっかけに認知度が上がり寄付が増えてきました。

ヘアドネーションってどうやるの?

まずは 髪の毛の寄付するときに気を付けたいことを紹介します。

1. 長さが31センチ以上の長さが必要です。

2. 髪は完全に乾いている状態でないといけません。カビの発生を防ぐためです。

3. 毛束は根元を輪ゴムでしっかり結びます。

4. 髪の束は同じ人のもののみ束ねる。

5. 髪質・性別・白髪・パーマやヘアカラーもダメージが無ければOKです。

髪の毛のカット方法

・切り口から毛先までの長さが31セン必要です。

・カットするときは何か所かゴムでしっかりととめます。
ゴムでとめた1センチ上のところで切ります。

普段行っている美容室でカットしてもらって 自分で郵送する方法。

ヘアドネーションの賛同美容室で切って 送ってもらう方法。もちろん自分で送ることも可。

自宅でカットして自分で送ることもできます。

正しく束ねてカットした髪ならば 年齢や性別も関係なく

どなたでも参加することができるんです。

髪の毛の送り方

美容室で送ってもらうこともできますが 自分で送る場合は

髪の毛のゴムをとめたまま 封筒やレターパックに入れて送ります。

髪の毛は紙に包んだり ビニール袋に入れる必要はありません。

これだったら 誰でも簡単に送れますね。

送るときの注意点

・届いた髪を円滑に作業するために ラップやアルミホイルで巻くのはやめましょう。

・髪の束ね方がゆるいとばらばらになってしまいます。しっかり結んだゴムの上1センチをカットしてください。

・シャンプー前の乾いた髪を送ることがポイントです。シャンプー後の髪は乾いているようで中が湿気っていてはカビの温床になってしまうので気を付けてください。

髪の寄付で作られる医療用ウイッグ

髪の毛を何らかの理由で失った子どもたちに 完全オーダーメイドの人毛で医療用ウイッグを

制作しています。人工毛で作ったウイッグは安価で制作できますが

かつらとすぐにわかってしまうため 子どもの精神的ストレスにもなってしまします。

人毛は手触りや見た目がとても自然だから精神的なストレスも軽減できます。

全国でウイッグを待っているたくさんの子どもたちがいます。

髪の毛を失った子どもたちの笑顔を早く取り戻したい!

そんな願いで始まった活動で 人毛のウイッグを子どもたちのもとへ届けています。

まとめ

ヘアドネーションは 病気や事故で頭髪をなくした子どもたちのために

寄付で集まった髪の毛で ウイッグを作り無償で提供する活動です。

年齢・性別・国籍も問わず 誰でも参加できる活動です。

冒頭に出てきた男の子も 「僕にもできた!40センチの寄付。ヘアドネーション」と

喜んでいます。送るほうも送られた人も嬉しくなる活動ですね。

最近は髪の長い男性も多くみられます。ただ単に伸ばしているより

こんな風に自分の髪がどこかで髪をなくして悲しい思いをしてる人のところに

お役に立てるなんてすごくいい活動だと思います。

31センチまで伸ばすには 3年はかかるでしょうから

暑い夏も乗り越えていかなくてはいけないですね。

長い髪を楽しめて さらにお役に立てるなら

長髪の方ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

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